2017.08.25

ヴィパッサナー瞑想で体験したこと

8/11〜22まで千葉のヴィパッサナー瞑想10日間のコースに参加してきました。

今回は3回目ということで、これまでの瞑想で体験したことをじっくりと深いところから理解でき、体験と理解の中でしっかりと腑に落ちたので、忘れないうちに書いてみようと思います。
※これは私の体験なので、あくまで参考程度にお読みください。

ヴィパッサナーとは、パーリ語でvi ヴィ「ありのままに・明瞭に・客観的に」、passanâ パッサナー「観察する・観る・心の目で見る」という意味で「今この瞬間の自分自身をよく観る」という瞑想法です。
瞑想では、ひたすら「呼吸」を観察することから始まり、集中力と精神力が養われた段階で、頭のてっぺんから、足のつま先まで隈なく「身体の感覚」を観察していきます。
10日間の間は「聖なる沈黙」がまもられ、誰とも目を合わすこともなく、ひたすら自分の感覚を観察できるような環境が用意されています。

私たちの苦しみの根本原因は、「渇望」と「嫌悪」のふたつの感情、感覚によって引き起こされていて、この感覚は私たちの五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が外部と接触した時に起こります。
例えば、一度心地よい感覚を得ると、それをもっともっと欲しくなり、手に入れば「欲」が膨らみ、手に入らなければ「落胆」しという具合に、自分の外側で起こっている現象に私たちは条件付けされた無意識の状態(潜在意識レベル)で「反応・反発」しているのです。
この「反応・反発」は無意識に行われているため、なかなか意識的に止めることができません。
というか、そういう反応をしていることに実際はほとんど気がついていません。

また外部で起こった現象に「反応・反発」を繰り返すことで、その「感覚」は増殖を繰り返します。
つまり、嫌なものに「反応・反発」すると、ますます嫌な「感覚」が大きくなるという具合です。
これは「自然の摂理」と同じことが、私たちの身体の中でも起こっているのです。
例えば、マンゴーの種からはマンゴーの実がなり、ゴーヤの種からはゴーヤしかなりませんが、渇望または嫌悪という条件付けを持った種に「反応・反発」をすればする程、潜在意識に深く刷り込まれ強化され、同じ性質をもった「感覚」もまた増殖し続けるという具合です。

この潜在意識に刷り込まれた「反応・反発」は、何もしなければ自然に力を失い消えていきます。
例えば、種に外部からの刺激(水や栄養など)を与えなければ発芽しないのと同じで、ヴィパッサナー瞑想では、身体の「感覚」に「反応・反発」せず、ただ観察していくことで、潜在意識レベルでこの根本原因となっている「反応・反発」を浄化し、消去していくのです。

私が2回目に参加した時、8日目あたりで面白い体験をしました。
この「反応・反発」は層になっており、古いものから潜在意識の底に蓄積しているのですが、層の境目あたりまで来ると身体の「感覚」として付着しているものが一切感じられなくなる瞬間が来ます。
その瞬間「私」という概念も感覚もなくなり、ただ頭のてっぺんから足のつま先までが小さな粒子の集まり、そのひとつひとつ微細に振動している「波動」そのものになったのです!
その状態を体験してから、すべては「波動」で「振動」しているんだって全身全霊で理解しました。

また、その状態はどれくらい続いたのかは定かではないですが、私の隣で座っていた男性がもの凄いくしゃみをした瞬間、そのくしゃみの波動(体験ではトンガっていた!)が私の波打って心地よい波動を、横からものすごい勢いでバラバラにしたんです。
その体験から分かったのは、私たちは日常、色んな場面で、身体の波動が外部の影響でバラバラになったり戻ったりしながら、また潜在意識に刷り込まれた「反応・反発」を無意識に増殖し続けているので、これに反応して自分の波動「周波数」を常に変動させながら、あらゆる体験を引き寄せているんだなと思いました。

この体験の段階を今回の参加ではっきり理解できたのですが、これは潜在意識に刷り込まれた「反応・反発」が全くなくなった状態なんだけど、実はまだその下に何層かの蓄積があるため、完全な「解脱」には至っていないということ。
でも、10日間コースに参加するごとに私の意識はクリアになり、潜在意識の刷り込みもどんどんなくなっているので、スムーズに人生を創造できるプロセスが加速しているように思います。
IHやフィボナッチが、身体にどのような仕組みで効果を出しているのかも、この体験から、より明確に実感できたのは収穫でした。
興味のあるかたは是非参加してみてはいかがでしょうか!

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